あやまれっ 全国の刑務官にあやまれ。
こんな奴再任するなよ・・・。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070925i303.htm?from=navr
死刑はやり直しがきかないから何重にも安全装置をつけておかないといけない、とか、死刑執行は行政機関が行う以上その最終責任は法務大臣なり内閣総理大臣なりが担うのは当然とかそういうことはぜんぜん考えないんだろうか。
誰を執行するのかを法相が最終的に決めるやり方では、「(法相が)精神的苦痛を感じないでもない」と言及
精神的苦痛を感じたくないなら、法相を辞めるか、死刑執行をやめるか、死刑制度をやめればいいのに。
自分の手は汚さず、自分の心も痛めずに死刑制度を遂行したいなんて、人間としてどうかしている。
こういうことを、大臣様が恥ずかしげもなくいえる風潮っていうのは、いつかはちゃんと直るんだろうか。 どうやったら直せるんだろうか。
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痴漢専用車両と痴漢冤罪専用車両こそ必要なのでは
痴漢専用車両であっても、痴漢すれば捕まるんだけどね(公然わいせつ)*1。
痴漢冤罪専用車両は、いろいろな意味で恵まれない子供たちに一風変わった施しをしたいマニアックな人向けってことで。でも結局捕まるんだけど。
女性専用車両が差別だって言われないように、デパートとかにあるパウダールーム風に改造しておけばいいと思う(窓を全部鏡にするとか、コットンとかを捨てられるように小さなごみ箱をあちこちに設置するとか。パウダールームって入ったことないからどうなってるか知らんが)。
あるいは、先日惜しまれつつ閉店した某姉妹カフェ風にするとか(こっちも行ったことないから知らん。具体的にどうするって聞かれても困る)。それはそれで別な問題があるか。
痴漢冤罪の問題はたしかに頭が痛い話ではあるが、痴漢と違って男性専用車両があっても何の解決にもならないと思う。
- 「この人痴漢です!」は満員電車じゃなくても成立する(すいてる時は隣に座っておいて言い出せばいい)。だから今の女性専用車両のように通勤時間帯だけという運用は無意味。
- 「この人痴漢です!」を唱えるのは女とは限らない(男に唱えられたほうが社会的ダメージは大きいかもしれない。法律的にはどうか知らんが)
- 男性専用車両に乗ってきた女性だからと言って痴漢していいわけじゃないので、間違えたふりされればもうなすすべはない。
でもなぁ。結果的に人生を狂わされるとはいえ、「加害者は触るだけで目的を達成し、被害者は触られるだけで様々な損害を被る」痴漢と、「加害者はさまざまなプロセスを経ないと目的を達成できないし、損害も発生しない」痴漢冤罪を同列に扱うってのは間違っていると思うがどうだろう。
まさか「触られたって減るもんじゃなし」とか「痴漢されたくらいで人生が狂ったりしない」なんて思ってる?
ってなことを書くと、どんな小さな犯罪も見逃さない立派な方々から叱られるんだよなぁ。
伊藤理佐と吉田戦車が結婚!?
超びっくり。
吉田戦車が離婚していたのは知らなかった…。
あと、伊藤理佐のあの「おひとり様用一戸建て」はどうするんだろう。
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福田を中継ぎでとか、麻生はまだ早いとか、みんな何の話してるんだよ
野球じゃないんだからさー。
「内閣総理大臣 - Wikipedia」によれば内閣総理大臣ってこれだけの権限があるんだぞ。
- 他の国務大臣を任命し、任意に罷免すること (憲法68条)
- 在任中の国務大臣に対する訴追に同意すること (憲法75条)
- 内閣を代表して議案を国会に提出すること (憲法72条)
- 内閣を代表して一般国務及び外交関係について、国会に報告すること (憲法72条)
- 内閣を代表して行政各部を指揮監督すること (憲法72条)
- 法律及び政令への連署をすること (憲法74条、権限であると同時に義務でもある)
- 閣議を主宰すること。(内閣法4条2項)
- 内閣総理大臣及び主任の国務大臣の代理を指定すること。(内閣法9条、10条)。
- 行政各部の処分又は命令を中止せしめ、内閣の処置を待つことができる。(内閣法7条、「中止権」)
- 緊急事態の布告を発すること。(警察法71条)
- 布告時における警察の統制。(警察法72条)
- 自衛隊の最高指揮監督権を有する。(自衛隊法7条)
- 武力攻撃事態又はその発生が切迫していると認められるに至った事態に際して、自衛隊の全部又は一部に出動を命ずる。 (自衛隊法76条、「防衛出動」)
- 間接侵略又はその他の緊急事態に際して、一般の警察力をもっては治安を維持することができないと認められる場合には、自衛隊の全部又は一部に出動を命ずる。(自衛隊法78条、「命令による治安出動」)
- 防衛出動又は治安出動による自衛隊の全部又は一部に対する出動命令があった場合において、特別の必要があると認めるときは、海上保安庁の全部又は一部をその統制下に入れること。(自衛隊法80条)
- 武力攻撃事態等に至り、対処基本方針が定められたときは、内閣に設置される「武力攻撃事態対策本-部」の対策本部長 (内閣総理大臣をもって充てる場合) として、所要の権限を行う。(武力攻撃事態平和確-保法14条)
- 上記14条の総合調整に基づく所要の対処措置が実施されない場合、内閣総理大臣として地方公共団体の長等に対し、対処措置を実施すべきことを指示すること。(武力攻撃事態平和確保法15条)
- 気象庁長官から地震予知情報の報告を受けた場合において、地震防災応急対策を実施する緊急の必要があると認めるときは、閣議にかけて、地震災害に関する警戒宣言を発する。(大規模地震対策特別措置法9条)
- 裁判所による行政処分等の執行停止に対して異議を申し述べる。(行政事件訴訟法27条)
安倍総理辞任と「動物化するポストモダン」
現職総理の突然の辞任→入院というとんでもないニュースにもかかわらず、世間ははすでに次の総裁の人選に関心が移り、死んでいなとはいえ事実上首相不在となっているということについてはほとんど触れられていない。
せいぜい「もっと早くやめるべきだった」とか「せめて国会が終わってからやめるべきだった」程度の批判くらいで、国家元首*1首相不在に対する危機感とか、安倍氏が語っていた「規範意識」とか「美しい日本」などへの批判はない。
APEC首脳会議で各国首脳といろいろな話をしたことに対する責任もほったらかし。
・・・
口ではでかいことを言っていて、調子よく引き受けるんだけど、あんまり仕事っぷりがいい加減でクレームが多いやつに、とある失敗をきっかけとして仕事から外れてもらおうとしたら
「心を入れ替えて死ぬ気で頑張りますから、どうか続けさせてください」
と土下座して懇願したので
「じゃあ、もう少し頑張ってみてくれ。必要な手助けはするから言ってくれ」
って言った次の日に、
「僕ではあの仕事は無理なので、会社を辞めることにしました」
とか電話で言ってきてそれっきり
みたいな感じ。こういう人物にありがちな、「ぎりぎりで言う」「もうちょっと早くいってほしかった」と言う点も全く同じ。
こういう奴は昔っからありふれていて別に珍しくもないが、それを総理大臣がやっちまったと言うことに大きな意義というか重大な問題があると思う。
しかも、よりにもよって、
目指すべき国のあり方として、(1)文化、伝統、自然、歴史を大切にする国 (2)「自由」と「規律」を知る、凛(りん)とした国 (3)未来に向かって成長するエネルギーを持ち続ける国 (4)世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国、を示しました。
とほざいていた張本人が、そのすべてを投げ出してしまった、個人の事情より国家、国益、国体が大事と言っていたのに、超個人的都合を優先してしまったのだ*2。
ところで。
批評家の東浩紀氏は「ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2」の中で
一八世紀の末から一九七〇年代まで続く「近代」においては、社会の秩序は、大きな物語の共有、具体的には規範意識や伝統の共有で確保されていた。ひとことで言えば、きちんとした大人、きちんとした家庭、きちんとした人生設計のモデルが有効に機能し、社会はそれを中心として回っていた。しかし、一九七〇年代以降の「ポストモダン」においては、個人の自己決定や生活様式の多様性が肯定され、大きな物語の共有をむしろ抑圧と感じる、別の感性が支配的となる。
と述べているが、個人的には「それでもなお、国とか政治の分野では当分は大きな物語が残るはず」と思っていた。
半径1クリック内で、見た限り「総理大臣の突然の辞職」について「職責の重さを考えれば直ちに辞任を撤回すべき」と言う論調は全くない。ほとんどが「次の総理は誰か」と言う話になっている。
これは、もうずっと以前から「内閣総理大臣」は「国と言う大きな物語」を投影するものではなく、「国と言うデータベース」の中の「一つのパーツ」でしかなかったということなだろう。
冷戦時代であれば、ほんのわずかな首相不在も許されるものではなかった。
大平総理大臣が総選挙の最中に心筋梗塞で急死したとき、即座に当時の伊東官房長官が臨時代理となった。
小渕総理の時もいろいろあったが13時間後には臨時代理が指名された。
今回はどうだろう。確かに安倍氏は死んでいないし意識もちゃんとある。だが、代表質問はできないといって国会を延期させてしまった。総理大臣としての職務を全うできていないのだ。
今この瞬間に、某将軍様の国が宣戦布告してきたら、首都直撃の地震が発生したら、誰が指揮するのか。代表質問さえできない人物に、そんな大事な指揮がとれるのか?
「数日間入院」との報道はあるが、臨時代行を置くかどうかは未定だという。
つまりはそういうことだ。
もう国家は必要ない、中央政府は別になくても構わない、そういう感覚が十分に行きわたっているのだ。すでに日本は、純粋にポストモダンの時代となり、国家すらデータベース型消費の対象になってしまったのだ。
今回の騒動は、それがはっきりと目に見える形で示されたと言えると思う。
やっちゃったなぁ。
これからは「規範意識」とか「愛国心」そういったものは「共同幻想」としても形成できないんじゃないかな。だって一番投げ出しゃいけない人がぽいっと投げ出したのに、誰もそれについて真剣に心配しない。怒っていない。
一部マニアが「シミュラークル」としてたしなむ以上には広がれないことが決定づけられちゃったと思う。
安倍氏は、「戦後レジュームの脱却」を目指していたらしいが、「戦後レジューム」を「近代」そのものと考えれば、辞任によって本当に脱却させてしまった安倍氏の名前は、きっと歴史にしっかりと刻まれることだろう。
デスマの最中に失踪→退職するようなもんだ
安倍氏の首相辞任表明でなんかめちゃくちゃになってるんだが
国会期間中に総裁選挙ってどういうつもりだ?
代表質問も延期って、どんだけ無責任なんだ。
「美しい日本」だ「戦後レジュームからの脱却」だとさんざん大ぶろしき広げて、あちこちに約束してきて、その挙句にこれとは・・・。
ここまで無責任な人間が、わずかな期間とはいえ、日本の代表・行政機関の長を務めていたかと思うと、非常に腹立たしく恥ずかしい。
「美しい日本」だなんだと、調子のいいことをふかしていたので余計に腹が立つ。
が、自殺したり暗殺されたりしないかちょっと心配。