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これからは写真中心で行きたい

ネット上での実名ってほんとに実名なの?


はてな市民まであと少しなので、頑張って追加してみる。
ちなみに、匿名・実名の議論の大まかなところは知っているが、以下のような事に付いて何か決定的な結論が出ているかどうかは、知らないので、これから探してみるつもり。
ただ、探しているといつまでたっても市民になれないので、無責任に放出。


ネット上で実名を名乗る事ってそんなにえらい事なのだろうか。

そもそも、ネットで見かける実名って、ほんとに実名なんですか?


昨今は、免許証だってパスポートだって保険証だって偽造できる。戸籍も買える。リアルで付き合いのある人間だって、名乗っているのが本当の名前かどうかなんて極めて怪しいものである。


もう1つ、実名が怪しい例をあげる。
同姓同名の存在だ。すぐ近所に本人たちは気づかずに同姓同名の人がいたら?どちらも「実名」でネットで活躍していたら?
細かい個体識別情報(住所、電話、年齢)を公開していない限り、2人は1人の人として認識され、場合によっては「あっちで言っていた事と違う事を言っている」とか「昨日地元の本屋で見かけたのに、出張中だなどとうそをついている」なんていわれてしまうかもしれないのだ。


だから「匿名での発言は卑怯」とか「実名で発言していない人は信頼できない」なんていう意見は、俺には理解できない。
そういう人は、ある人が表明している名前が実名かどうかどうやって確かめているのだろう。顔写真がある?住所?電話番号?。そんなのつじつま合わせることなんて、簡単でしょ?まさかいちいち興信所に頼んだりしないよなぁ。


実名と匿名の違いがあるとすれば、単純に発信側が勝手に決めた覚悟や打算があるかないかという事だけ。受け手が記事の内容を判断する基準にはならない。少なくとも俺は、ある「名前」(見るからにHNっぽくてもOK)の一連の記事が、信頼できるかどうかを判断する場合に、その名前が「実名っぽいかどうか」「記事の作者が、この名前は実名ですといっているかどうか」は、一切考慮しない。


俺は実名で発言する(といっている)人も匿名で発言する人も同じように疑い、同じように信頼している。



と、ここまで勢いよく書いてから、ふと思った。俺は果たして人間を信じているのか信じていないのか。ま、「ケース バイ ケース」ってことなんだろうけど。