科学的証明の真偽と「住民の同意」は関係ない
科学的な真偽は、多数決では決まらないから。とか書くと「科学者の驕りだ」とか「理系脳」とか言われそうだが。
最後の段落。
では、地元住民の安全性をどう確認するのか。宮崎事務局長は第三者を入れた中立的な疫学調査が必要だと言う。「安全性の証明義務は国や携帯会社が負うべきであり、その際に住民の同意は欠かせない。自治体の関与も必要なのではないか」と話している。
超約:「科学的にどんなに正しくても、住民が望まない結果(=中継塔のそばでも問題なし)は受け入れない」。
素直に「中継塔が嫌いだからなくしてほしい」って言えばいいのに・・・。変に科学っぽく「健康被害」とか言っちゃうあたりがいやらしいな。
とか思いながら記事を読んでいて、いいことを思いついた。
「二セ科学は、地球生態系全体に悪影響がある」という学説を広く流布すればいいんだ。
「中継塔問題を考える九州ネットワーク」(熊本市)の宮崎周事務局長(68)のロジックに従えば、「二セ科学の安全性の証明義務は、二セ科学側が負うべき」だから、二セ科学を一気に無害化できるんじゃないかな。
- 「二セ科学」で健康被害
- 「二セ科学」による生態系の破壊
なんて探せばいくらでも出てきそうだし。多少でたらめでも、証明の義務は「ニセ科学」側にある上「同意」が必要だからどうにでもなるし。
まあ、こんなこと本当にやっちゃったら科学の負けになるけど。