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これからは写真中心で行きたい

実刑。

NIKKEI NET:社会 ニュース - 堀江被告に懲役2年6月の実刑判決・東京地裁


なんとなく、嫌な感じがする。

「ふてぶてしい」から量刑が重くなるっていうのは、気持ちは分かるけどシステムとしてどうよ。

感情表現に乏しい人は普通の人以上にリスクを負っているわけか。


日興コーディアル証券の件とか三洋電機とかカネボウとかそういう話でも、同じように社長が刑務所に入っているなら「ああそういうもんなんだな」と納得するんだが。


「法令にのっとって処理している」としか言わない某大臣は特にお咎め無しで、ホリエモンに対しては「法律に違反していなければなにやってもいいのか*1」なんて声高に批判したりするのをみていると、なさけないような恥ずかしいような気持ちになる。


結局、司法が守るのは「善良なる民」ではなく「この瞬間の社会システム」であり「その社会システムで利益を得ている者」だということだ。


こんなことやっといて、「善良なる民」のモラル低下を嘆くなんて、支配層は大変立派なモラルをお持ちのようで。

追記
法律的には、妥当といえるらしい。

が、それでもやはり「悪い奴には報いがある」などと言い放つ気分にはならない俺は、おこちゃまなんだろうな。

*1:まぁ、最終的には違法とされたわけだけどさ