少子化対策はツンデレか
子供連れに世間の風は冷たい。
こんなに冷たいのに、世の中「少子化は大変重要な問題なので、もっともっと"出生率"をあげなくちゃならん」とか言っちゃって。
あれですか、「べっ、べつに子供なんて好きじゃないんだからねっ。少子化対策だから子供はたくさんいたらいいなぁってだけなんだからっ」ってやつ?
気がつかなかったなぁ。そんなに好きなら「少子化対策」なんて言わないで、「子供が好きっ!!」って素直にいってくれれはいいのに。
子持ちでもこそこそしなくて良かったんだぁ。子供を隠すように生活する必要も無いんだねぇ。
子供たちもきっと大喜びだよ。
追記しとかないと・・・
あ、別に子供が嫌いでもいいです。人それぞれだし、まだ十分とはいえないかもしれないが、俺はそういう考えを持てるというこの時代が幸せだと思うし。
でも、「少子化は大変重要な問題なので、もっともっと"出生率"をあげなくちゃならん」って言っている人がツンデレ(いや、デレデレでもいいんだが)じゃ無いとすると、ちょっとやな感じなんだなぁ。
子供を好きでもないのに「少子化対策で子供をもっと産め」とか言うのは、子持ちの人にも子供を産みたくても産めない人にも子ども嫌いの人にも何より子供たちにも大変失礼だ。何だと思ってるんだ?
子供を産むって結構大変なんだぜ?
子供を産みたくても産めないのは、人それぞれの事情があってのことなんだぜ?
子供を嫌うってことにはさまざまな理由があって、ただわがままで言っているわけじゃないんだぜ?
"合計特殊出生率"って子供が生まれた数がベースになってるんだから、その数字の分だけ新しい人生が生まれているんだぜ? 裕福な家庭もあれば、シングルマザーの子供もシングルファザーの子供もいるんだぜ? 楽しいこともつらいことも、いろんなことが、あるんだぜ?
なんかさー、少子化対策ってちょっと安易に言い過ぎなんじゃないかなぁ。
大事なものの順番、間違ってないかなぁ。