練習帳@blog

これからは写真中心で行きたい

合計特殊出生率が怪しいとゴーストがささやくので

勉強中。

怪しいと感じる部分。

  • 推計値といいながら誤差範囲が示されていない
  • その世代の出産傾向でぜんぜん値が変わってくる
  • 大元からしてこの調子


誤差範囲が示されていないのに、普通に小数点以下2位(有効数字3桁)、ひどい場合は7桁も計算して比較しているんだが、意味があるんだろうか?


50年先まで推計するのは勝手だが、モデルもはっきりしないそんなものに一喜一憂して大丈夫なんだろうか?


たとえば、合計特殊出生率が十分大きな値(4とか)なら、実態との乖離は大きくないが2以下の場合は近似値として使えないとかそういう制約はないんだろうか。




こんなデータを大学時代教養部の地学実験の教官にみせたら、

「再現性あるの!?」

とか

「ぜんぜんscientificじゃないよ!」

とか言われて、再々々々々々々レポート(=>最終的に不可)になりそうな気がするんだが・・・。


人口の増減という話であれば素直に死亡数と出生数の比較でいいような気がするし、人口構成が問題なら世代別の死亡率(平均余命)を考えないと*1いけないような気がする。


俺のゴーストは「産む機械に責任を押し付けたい勢力がいる」とささやいているが、実態や如何に。

*1:つまり、戦前世代より団塊世代以降はあんまり長生きしそうにないので、老人問題はそれほど気にする必要はないかもみたいな