練習帳@blog

これからは写真中心で行きたい

そりゃそうなんだけどさ

俺も物分りはいいほうだというスタンスが好きなので「難しい問題です」と言うよ。


さらに、相対化*1で煙に巻くと。

  • 被害者意識が強いニート自身が、ニートを排除させる
  • 被害者意識が強いエンジニア自身が、エンジニアを排除させる
  • 被害者意識が強いサヨク自身が、サヨクを排除させる
  • 被害者意識が強いウヨク自身が、ウヨクを排除させる

とかね。

俺は、「被害者意識が強い障害者(個人)が、障害者(全体)を差別したい人たちに付け入る隙を与えている」というのが正確な表現だと思うが。

人は正しいとか間違ってるとかじゃ動かないの。この場合は儲かるか儲からないかなの。営利企業なんだから。

これも、障害者だけってのは不公平だよね。

ってことにならないかな。

この辺の関係はバランスが大事なんだけど、今の日本のバランスはそれほど悪くはないと俺は思っている(もうちょっとやさしくしてもいいかな)。

社会的コストは、社会全体で引き受ける

ハートビル法」や各種割引制度については、すでに公的補助が出ている(差額を税金で埋めている)ケースも多いはず。

例:google:ハートビル法 補助

*2

さらに、

  • 車椅子が人ごみを進んでいても我慢する
  • 身障者用トイレスペースのせいで普通のトイレが狭くても我慢する
  • 近くの車椅子用駐車場にとめるのを我慢する
  • 障害者対応コスト分の料金値上げ(そんなにないと思うけど)

なんてのも、立派なコストの引き受けだと思うが、どうだろう。

あと、バリアフリーに関して言えば、「普通の人」にも十分に恩恵がある。

  • 事故や病気で障害を持つ可能性はすべての人にある。一生じゃなくても、1ヶ月とかそういう状態になることは普通にある。
  • 東横インが松葉杖をついていても泊まれるなら、ありがたいと思うけどなぁ。
  • 普段でも、駅のエレベータは「普通の人」の方が多く利用している


結論としては「気持ちはわからんでもないけど、そんなケチ臭い事いうなよ」ということ。


・・・・

あれだね、歳を取るとどうも説教臭くなっていかんね。

「障害者はかわいそうだから守るべきだ」なんていうつもりは全然無くて、むしろ「自分がそうなったときでも困らないように準備しておこう」みたいなわりと自己中な気持ち*3が強かったりもするわけで・・・。


やっぱ重いネタをやると、メールが来るなぁ - TERRAZINE

なんというかですね、確かに深刻になってしまいがちな話ではあるんですけど、じゃあ深刻に考え込んだからといって、事態が良い方向に向かうわけじゃないわけです。むしろ悪い方向に向かいやすい。だから「障害者ネタ」もそんなに深刻にならずに、「楽しんで」もらいたいんですよ。わかります?


はてさて、趣旨に沿えているかどうか・・・。

*1:って言う言い方でいいのかな

*2:東横インがこれら補助を受けつつ不正改造していたとすれば、詐欺になるわけだが、その報道はないみたい。補助は受けられなかった?

*3:年取るとより身近に感じるわけですよ