がぁぁぁぁ。コミュニケーションカルトはもうやめようぜ。
「大学における準ひきこもりという存在 - Discommunicative」
元ネタもざっと読んだ。細かく読むほどのことは書いていない。
どちらの論文も、無邪気な偏見と差別意識に満ちており、単純に自分の属しているコミュニティになじまないものを異端扱いしているだけ。「ゲーム脳」レベル。この人にカウンセリングを受けたら、きっとどんどん病気が悪化していくに違いない。
実際俺は、この論文の指摘するところにかなり心当たりがあるが、ちゃんと結婚もして子供もいるし、会社勤めも曲りなりにできている(もう12年になるか)。また、俺の知ってる大学の教官は、ほとんど全員「準ひきこもり」に当てはまりそうな人ばかりだし*1。
だから、この論文の筆者である樋口氏が危惧しているような「社会性のなさ」は、樋口氏が所属しているコミュニティを破壊するかもしれないが、社会全体としては必要不可欠な性質であるとさえいえる(あ、俺は別に役立ってないよ)。
樋口氏が「必要な社会性」として推進する「コミュニケーション」や所属することを強要する「コミュニティ」は、結局「「peer pressure」no,254」で指摘されているような組織であり、明らかに有害なものだ。
さらに、樋口氏の思想の根底にあるのは「土人の楽園 - 地を這う難破船」で説明されているような「一般的な感性」に他ならない。
こういう「コミュニケーション」カルトにいちいち反応するのはもうやめよう。
うわっつらの世間話ができないくらいで、人格を否定され差別されるいわれはない。
コミュニティに属することが目的の連中がえらそうなのは、単純に集団になっているから。
人生の目的は、「社会」という名前のコミュニティに属し続けることではない。
堂々としていればいいんだ。
それでも不安な人は、「絶望に効くクスリ」を読むがいい。準ひきこもりみたいな人がたくさん出てくる。
何でこんなにえらそうなんだ>俺
*1:むしろ、研究職はそうじゃないと勤まらない