ブログの源流はカラオケなのか。
梅田せんせーのあの本がでる20数年前から、総表現社会は始まっていたわけか。
ところが、普通の人が歌い始めたために、その場に居合わせた人たちは、とんでもなく下手な歌を聴かされるはめになったのである。しかも、どんなに劣悪でも、途中で鐘は鳴らないし、打ち首にもならないので、一曲が終わるまでそれが続く、というシチュエーションだ。人類史上かつてなかったものといえる。
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煩くて話もできない。それでも、自分が歌っているときは、きっと気持ちが良いのだろう。みんなが聴いてくれている、という錯覚も容易い。まるで、インターネットでブログを書くような仄かな期待感が味わえる。わからないでもない。
確かにカラオケとブログは感覚的にかなり似ている。
となれば、日本でここまでブログが流行っている(カラオケが社会基盤として浸透しているから)のも意外にSNSに人気があるのも(=スナックとか居酒屋で歌うのが普通のブログで、SNSはカラオケボックスで歌うようなもんか)、カラオケに源流があると考えるとすごく納得できる。
全国ランキングとかがどんどん導入されているのも、カラオケとネットによる自己表現とが感覚的に近いからかもしれないなぁ。