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これからは写真中心で行きたい

家族サービス

技術士受験対策講座」で「合格するためには何かひとつやめる必要があります」と言った講師は「私が受験したときは担当の指導者から『全部辞めろ。趣味も晩酌も家族サービスも』と言われた」と話していた。

もし俺が同じことを言われたら「趣味はあくまでも自分の問題だが家族サービスってのは働く目的すなわち技術士を取得する目的のひとつなんだからそれを同列にしてやめろなんていうのは本末転倒だ」とかいって怒るだろうなぁとか考えているうちに「っていうか家族サービスってひどい言葉じゃね?」と思い至った。


「家族サービス」をするのはいつも父親の方だっていうのがそもそもおかしいだろ。
「母親として家族サービス」をググると、「たまには母親として家族サービスしなきゃね」みたいなページではなく、「主人が家族サービスしたくなる家庭を築くには?」みたいなページばかりヒットするのはなぜなんだぜ?
「家族サービス」の「サービス」って、「情報サービス」とか「サービス・マン」とか「サービス拠点」の「サービス」じゃなくて、「サービス品」とか「取り付け料サービス」とか「サービス残業」とかそういう感じの「サービス」の意味で使われているような気がするのは俺の気のせい?
「俺は家族のために金を稼ぐ役割を担っているんだからそれ以外のことはやらない。と言うかむしろ万全に金を稼いでこれるようにサポートしろ」っていう考えがベースにあるんだろうけど、金を稼げなくなったら取り替えられちゃうかもとか思わないのか?


「家族は助け合うべき」とかそういう話じゃなくって、ヨメさんや子供たちがうれしそうな顔をしてくれるのをみるために、仕事も家事もするって当たり前じゃないのか?


だいたい家事しないと顔見えないじゃん。



まあ、俺自身最近はあんまり家事してないから偉そうなことは言えないけど。