練習帳@blog

これからは写真中心で行きたい

自分の子供に「お前は"少子化を解決するために"に産んだ」とか言うつもり?

「出産年齢の女性が産む以外に、少子化を解決する方法がない」ということはつまり、そういうことだよな。

もう1つは、少子化そのものへの対策。少子化から人口減、やがて国民の数が激減し、国あるいは文化を同じくする民族としての存続自体が危うくなるという問題。

実は、こちらのほうが、より重大な問題なのだ。

そして、こちらは、「子どもを産む」以外の対策法はありえないのである。

単に国を存続させるだけなら移民を認めることなどでも可能かもしれないが、文化や民族を存続させることはできない。

http://d.hatena.ne.jp/azumy/20070208/1170900849


そんな不純な動機で、子供を作るなよ。
追記:コメント欄でも回答したとおり、この引用はid:azumyさんの主張されていることではありません。が、世の中の「少子化対策」にこういうきな臭さが付きまとっている気がしたのであえてこの部分を取り出してみました。


両親が自分を産んだ理由が「国あるいは文化を同じくする民族としての存続」させるためだったなんて知ったら、俺だったらグレるね。

グレて、盗んだバイクで走り出して、国際結婚しちゃうだろうな。


グレなくても、「お国のために」若い命を散らさせられそうな気もするが。


だいたいなぁ、「国あるいは文化を同じくする民族」って、「混血と放浪」のある時代における途中経過でしかないんだし、人数頼みでしか維持できないような文化や国なら、そんなもの維持する必要ってあるの?
アイヌ民族」とか「イヌイット」とか「ネイティブアメリカン」とかって、人口が減っても、自分たちの土地が収奪されても、しっかり文化を守ってるよ? 人口が6000万人になったくらいで滅んじゃうんなら、それはそれで仕方がないと思うがどうだろう。


メカ柳沢もそうなんだけど、「少子化対策」とか騒いでる人たちって、「女性」への気遣いもさることながら、そうやって生まれてくるであろう子供たちのことも何も考えていないような気がする。




「じゃあお前は何のために子供を作ったのか?」と聞かれても、自分でも良く分からないんだけどな。