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これからは写真中心で行きたい

助産院での出産を増やすためにも産科医はもっと必要

404 Blog Not Found:助産婦たちはどこに行った?

助産師ができる処置には制限がある。「厚生労働省:医療安全の確保に向けた保健師助産師看護師法等のあり方に関する検討会 第7回資料」に書いてあるとおり、助産院を運営するためには、異常発生時にすぐに産科医が対応できる環境があることが必須。だから、産科医がいない地域ではそもそも助産院も開業できない(ことはないが、助産師も妊婦も相当なリスクを負う事になる)。

しかし、これらの全てが、病院を必要としているのだろうか?

これはあくまでも結果論。まだまだ「産んでみないとわからない」ことや、妊娠中に予想外に起こる非常事態はいくらでもある。

この言葉は、工事現場でよく見かける「安全帽・安全靴・安全帯を着用する」というルールに対して「すべての現場で本当に必要としているだろうか」とか「安全帽・安全靴・安全帯を着用していれば100%死なないのか」なんて言っているようなもので、「悲観的に備え、楽観的に対処する」という危機管理の基本中の基本と「人命は何よりも優先される」ことを軽く考えすぎているように思う。


俺なんかは、ヨメサンも子供も絶対に出産で死なれたくないし、自分の娘が出産で死んでしまうなんて想像もしたくない。俺にとっては許容できないリスクだ。
だから、医療に依存しようがなんだろうが、少しでも死ににくいやり方を選ぶ。死なれないように努力する。


少子化対策のために、母子の死亡リスクを一定の割合で許容しろというのだろうか。死んでしまったら次の女を孕ませろというのだろうか。
三砂ちづる氏がこの本でどういう主張をしているかは実際に読まないとわからないが、少なくとも弾さんのエントリはそのように読み取れた。


つづく…?。