なんだかいろいろ広がるはなし。
理屈で描かなくてはならない絵もある
まず、弾さんが、「左の絵のほうがうまい」といっている絵について。
ある条件の下では、疑問の余地なく「左の絵のほうがうまい」。それは、この絵が、科学分野でのスケッチの場合だ。もし理科や生物の時間に右のような絵を描くと、「こんなものはスケッチではない」と先生から叱られるはずだ。「何を観察し、何を伝えたいのかがぜんぜんわからない」と。
科学分野のスケッチでなぜ右のような絵を描いてはいけないかについては「科学スケッチの方法」がわかりやすいかも。
つまり、科学分野でのスケッチは理屈(右脳?)で書かなくてはならず、感覚(左脳?)で書いた「スケッチ」には全く価値が無いのだ。もともとのサイト「「脳の右側で描け」のワークショップ:小鳥ピヨピヨ」とは趣旨が違うのでどちらが正しいとか言うつもりも無いのだが、一口に「絵がうまくなりたい」といっても、そんなに単純な話ではないのだ。
ちなみに、「右脳・左脳」といっている時点でちょっとまずいんですが(参考:右脳左脳はトンデモだったのか: ホットコーナーの舞台裏)
5デイメソッドは「高速道路」なのか。
「脳の右側で描け」のワークショップで自画像を描いたよ:小鳥ピヨピヨを見てみるとなんだかめちゃめちゃ楽しそうで、確かにきれいで正確な絵を描くことができるようになりそうです。
「手軽にだれでも一定レベルに到達できる」・・・この話「http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001909.html」に似ているなぁと思った。そっから先が茨の道である点も。
追記
高速道路があろうと無かろうと、その先は渋滞中らしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20060530/20060530-00000921-fnn-soci.html