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これからは写真中心で行きたい

残念な「Web進化論」書評

以前、嫁さんに「Web進化論」を薦めたときの話。読み始めたらしいので感想を聞いたら一言「文章が硬い」。
読んでほしいのはそこじゃない。普段本をたくさん読む人なので油断していた。

同じような印象なのが、一部でちょっと話題になっている続き物

まだまだ続くようなので我慢していたのだが、このままいきそうな気配なので現時点での感想を書いてみようと思う。


このブログの筆者は、割と老舗のサイト(http://homepage1.nifty.com/masada/。今見た1997年からやっているようだ)の作者でもある。このサイトは、俺は結構好きで巡回先の1つとなっている。

サイトにはこんな記述がある。

「おじさん世代」が自分たちの成功体験にこだわって、古い慣習を捨てられないのはしかたないとしても、僕らの世代は新しい時代にふさわしいスタイルを、自分たちで考え出さなければなりません。

「Web進化論」は新しい時代にふさわしいスタイルを示していると思うぞ。もしかして梅田さんがおじさん世代だからいけないのか?
梅田さん味方じゃん。「Web進化論」で若者たちの新しい成功体験を示して「若者もっとがんがれ」っていってるじゃん。


なのになんでこんな枝葉末節な分析をするんだよーーー。アナロジーの使い方や、梅田さんの経歴を攻撃しても、「ロングテール」の先っちょさえ切り離せませんがな。
礼賛が気に入らないなら、西暦2026年の日本 - 分裂勘違い君劇場位のことは書いてくれよーーー。


所詮は個人個人の主観の問題なので、はっきりいって余計なお世話なんですが、ちょっと残念な気持ちでいっぱいです(ちょっとなのか、いっぱいなのか)。


ネタ宣言またはロングテールメッタギリが出ることを期待しつつ、無責任まったりヲチに戻ることにする。

2006.4.17追記
続きのエントリが「「梅田望夫著『ウェブ進化論』補完計画」と404 Blog Not Found:権威2.0 - 練習帳」にあります。